２０１２年１０月の日記 of 風景写真家　今井悟　信州の四季光彩

コスモス畑と朝の常念岳

コスモス畑と朝の常念岳

いよいよ秋も深まって来て、北アルプス前山（常念山脈）も初冠雪となりました。
前日の風雨に痛めつけられながらも健気に咲くコスモスの向こうに
朝日に染まる常念岳がありました。

大カエデと乗鞍岳

大カエデと乗鞍岳

乗鞍高原・一の瀬牧場の大カエデもよく嵐に耐え、真紅に輝いて
ひと際存在感を示しています。

田代湿原と穂高連峰

田代湿原と穂高連峰

上高地も標高２０００M以上は雪がしっかり積もり、カラマツも最盛期です。

火打山登山追加写真

高谷池と火打山

火打山山頂より妙高山展望

こうして見ても綺麗ですね。
実際、本当に綺麗でしたぁ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（画像；悟、文責；嫁）

（おとなになって）はじめての登山

去年から姪っこが職場の先輩の影響を受けたとかで急に『山ガール』に変身を遂げまして、
また義理兄（山ガーの父）が山好きでよく登っているらしく、
「この週末は紅葉を見に行きましょう！」ということになり、
ダイエットに絶大な効果ｱﾘ！と読んだわたくしもお伴をさせていただくことになりました。

そんなわけで、リキ入れて主人とおそろいで登山靴なんて買っちゃったりなんかして･･･（赤面
Coleman製　ホーキンスさんのより安かった♪
登山なんて、中学以来だからなんかｳｷｳｷしちゃうおばさんなのです･･･。
たらこおにぎり詰めて、ゆで卵とお塩入れて、柿も持ったよ。
あと悟さんにウィダーと梨とみかん持たせて、雨具兼防寒具も入れたし
用意万端！
目指すは新潟県「火打山」ですと！（ﾅﾆｿﾚ聞いたこと無いんですけど･･･
まあとにかく近くに温泉も湧いてるし、蕎麦もうまいらしいので火打山に決定！さあ明日に備えてもう寝ましょう！

翌朝は５時に出発。７時には登山開始です。
山ガー親子
先を行く可愛い山ガーファッソンは姪のちさと。その前が義理兄です。
とってもきれいに整備された登山道ができていて、ちょっとビックリ。





きれいな小川を渡って、





『１２曲り』にさしかかります。（ここら辺はまだ全然元気ｗ登り始めて１時間ちょっと。）





ちょっとキツくなってきた所でパーっと視界が広がり、
おぉ！ナイスな絶景現る。




雪の重みでクネクネ地を這うような形状となったダケカンバの木です。
なんかねーちょっと本格的に休みたいですよー！と。(←ここまでで実はもう何度も休んでるんですけどねー笑）
登山開始から４時間めくらい。




今度はきれいな湿地帯出現！




おぉっ！ナイスビュー!!（まだここまではなんとか元気だった･･･。）


さてここから先がわたしにとっては地獄の苦行でありました。
あまりの体力消耗ぶりに、「頂上はホラすぐそこだよ。」という所で１回登頂を断念。
「パパたち先行って。わたしはもうここで満足だから。」と
涼しい顔して先に行かせましたが、胸中は残念無念の極地。
ですがそこで２０分程休んでいたら回復してきたので、また登頂目指して頑張る決意をしたわけであります。


そうして登山開始から約５時間強！
やっとやっと頂上へ。


体はヘロヘロじゃったが、気分は超爽快でしたじゃ。
（あとから主人の撮った山頂風景の画像をUｐします。）

翌日と翌々日はヨロヨロのおばーさん歩きで過ごしましたです。
もっと体力つけんといかんなぁ
ちなみに悟さんは翌日立山、その翌日アルペンルート登ったそうです。
お前はサルかと（笑

でもねーまた登りたいのですよー
また連れてってもらうのじゃ。（己を知り、気分はすっかりおばあちゃん）
（おとなになって）はじめての登山、超たのしかったよ＝！

（続くｗｗ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（画像・文責；嫁）

涸沢紅葉

涸沢紅葉


きのうは涸沢へ行ってきました。
平日でも本谷橋から上は行列が続いており、追い抜くこともままなりません。
紅葉は先週からピークということだったので、色褪せてきてはいないかと心配しましたが
なんとか持っていてくれました。
いつも、どピーカンの青空写真なので、天気が下り坂の日を待ち、面白い雲が出るのを期待して行ったのですが
なにしろ相手は自然。
秋らしいいわし雲などは、なかなか出て来てくれません。
週末まで紅葉が持つかは微妙なところです。
ただ凄い混雑は必至なので、お出かけになる方は覚悟してくださいね。

千畳敷カールの紅葉

千畳敷カールの紅葉

１０月５日は中央アルプスの千畳敷へ、
そしてきのうは乗鞍岳へ行ってきました。
千畳敷カールは雲１つ無い快晴でした。
僕の印象ですと、１０数年ぶりの素晴らしい色付きではないかと思います。

乗鞍岳新雪

乗鞍岳新雪


乗鞍岳はおととい雪が降ったらしく、粉砂糖をかけたようにうっすら白くなっていました。
しかしこちらは天気に恵まれず、稜線の雲が動かずに霧にまかれる方が多かったです。
どちらも凄い人出でした。
今年は紅葉の当たり年だと、すでに皆さんご存じのようですね。
体がいくつあっても足りません（笑。