２０１２年７月の日記 of 風景写真家　今井悟　信州の四季光彩

大正池の朝霧

大正池の朝霧

上高地へ行ってきました。
今朝は夏の上高地名物、大正池の朝霧が１０時を過ぎても残っていました。
風がほとんど無いせいですね。
大正池の朝霧は湖面を這うように行ったり来たりして、
年々少なくなってきた枯木立とともに幻想的な演出をしてくれます。
一方、穂高連峰はすっきりと姿を現してはくれませんでした。

「大石公園のラベンダー」と「ねむの木と内暈（うちかさ）」

大石公園のラベンダー

河口湖畔の大石公園のラベンダーが満開と聞くと、富士山とのコラボが見たくなり毎年出かけてしまいます。
梅雨明け宣言のあった昨日は、この上ない空気のクリアな日でした。
南に行くほど太平洋高気圧が近いせいか雲が少なく、松本は薄雲が流れています。
おかげで内暈が現れてくれましたので、今盛んに咲いているねむの花と撮ってみました。
ねむの花も何とも言えない甘い香りを発しています。


ねむの木と内暈（うちかさ）

光芒と峠道

朝、雲海の雰囲気でしたので、美ヶ原に上がってみました。
レンゲツツジはもう終わりでしたが、武石峠あたりが雲海の上限のようで、
霧が去来していました。
地を這うような低い霧が出ると、美しい光芒が現れます。

木曽川源流・水木沢

木曽川源流　水木沢


木曽川源流、木祖村の水木沢。
水木沢天然林として保護され、『平成の名水百選』にも選ばれています。
水は限りなく透明で、その水を育む森はとても美しいです。
水は森によって造られる。といういわれがよく分かります。
林の中には「太古の森」「原始の森」の２つのコースがあり、いずれも１時間程で一周できます。