２０１２年３月の日記 of 風景写真家　今井悟　信州の四季光彩

大峰高原　春の淡雪

［大峰高原の大カエデ雪景］

きのう２９日はまた白馬方面に向かおうと思っていたのですが
道中、大峰高原方面が新雪で真っ白になっているのが見えたので
予定を変更して高原へ上がってみました。
きのうの雪は１０ｃｍ程積もっていて、霧氷のように木々を被っていました。
もう３月も終わり、気分は春！といきたいところですが、
信州の春をファッションのように先取りするのは、なかなか難しそうです。


［雪の林と鹿島槍ヶ岳］

白馬岩岳スノーリゾート

［岩岳山頂のスノーボーダー］
おととい２７日は白馬岩岳スキー場へ行ってきました。
今年最後のスキーとなるでしょうか。
とは言え、まだたっぷりの雪とトップシーズンの雪質でした。
岩岳山頂付近は霧氷が付いていて、ゲレンデはぽかぽか暖かい陽気で
１０時頃になると、パラパラと音を立てて落ちていました。
稜線はかなりの強風らしく、終始雪煙が上がっていました。


［霧氷のブナ林と雪煙りを上げる白馬岳］

シャガール展

を見に主人と松本市美術館に行ってまいりました。
松本市美術館も開館10周年ということで、生誕１２５周年記念のシャガールさんの作品を
『シャガール展2012愛の物語』と名打って、絶賛開催中であります。
稀に見るスケールの展覧会ということで、県外ナンバーの車も多く大盛況でございます。
シャガールさんの自伝「わが生涯」でシャガールさんはご自身を「私はロマンチストではなく、リアリストだ。」とおっしゃっているそうですが
いやいやどうしたってロマンチストそのものでしょう。
作風はロマンティズムそのものなのに、何故ゆえにリアリストと呼ばれたかったのか。
それで初期の作品では、作品のあちらこちらに生々しいビロー・ネタ（お尻丸出しの男性とか、豚めがけて小用を足してらっしゃる男性とか）を描いて、彼なりのリアリズムをちりばめたおつもりになっているのでしょうか。
ちょっとよく分かりません。
ロマンチストでいいじゃないですか。ねえ？なぜリアリズムまで求めるのか。
そういう所は少し嫌ですかねえ。そんなに人生欲張らなくてもと思いますが、きっと神様から広くいろいろな才能を与えられて、ご自分でももてあまし気味だったのかもしれません。
実際、幾人もの女性を愛し、そして本当に多くの２０００余りの作品を遺されました。
色彩の魔術師。ロマンチスト。愛の表現者。毒舌家。リアリスト。
早くから商業的に成功し、ご自身の感性を余すところなく表現し、また体現しきった、ひとりの才能豊かな男性の素晴らしい人生がそこにあります。
4月1日まで開催中。
花嫁の花束　1934-46年作 オルジュバルの夜　1949年作






















　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 雅子

雪割り福寿草

ブログ用に使っている家内のパソコンが一時使用不能に陥ってしまい、
少し遅くなりましたが、16日松本市四賀へ福寿草を撮りに行った時の写真を掲載します。
とても寒かった今年の冬ですが、１０日程遅れの見頃を迎えています。
北斜面に群生しているので、ここだけ雪が豊富で今年は雪の中から顔を出す様子が、
例年にも増して可憐でとても良いように思います。
この雨で雪はほとんど消えたかもしれませんが、これからこの斜面一面が黄色に埋まる景色が見られます。

偽システムユーティリティ：「Windows 7 Recovery」

いやーなんということでしょう。
今日は丸一日パソコンウイルスと格闘しました。（実際は昨夜１１時から）
我が家にとってとても大切なカップルの晴れのご結婚式ということで
張り切って和装でおよばれに預かろうと、和服正装お作法をあちこちのHPで覗いていましたら、
お馴染の青いウインドゥのMicrosoftセキュリティ警告が、！！！！！！！！！！！！！！！！と、鬼のように出現してもう頭は大パニック。
その数３０有余はありましたでしょうか。
今朝６時まで解決策を求めてネットを彷徨いましたが、どうにも無理！
なんとか駆除方法をご親切にも解説してくださっているサイトに辿り着き、やっとの思いで復旧させました。
というわけでわたくしはきのうの朝起きてから今まで４０時間ほどずっと寝ておりません。
この主人のHPもアイコンは消え、なんとか復活させたら今度は中身が（なし）とか言ってくれちゃったりなんかしてあはははははは
本当にこのウィルス制作者には殺意を抱きましたですわたくし。
それどころか完全なるマッチポンプでありまして、レジストリを書き換えるんだか勝手に削除とかしてくれたらしく、
スタートプログラム内の「すべてのプログラム」から始まり、デスクトップ上のアイコン、起動時の壁紙設定、果てはお気に入りに至るまで、すべて消し去り、そして偽の警告で脅してから、システムチェックなるスキャン機能を出現させ、「大変大変！削除できないってよ！あんたコレ買いなさいよ！たったの８７ドルだよ！」とかやってくれちゃって、マジで許せません。
「そんな手にこのあたしが引っ掛かると思うのかああああぁあぁああああ！」と、
鼻息荒く猛然と復旧に向けて頑張ったわけです。
でもよかったよかった。完全復旧できて。
神様ありがとうございます。
だが、神頼みばかりにはしていられない。
世の中にはこういう不届き者がいるのだ。そうだバックアップ取ろう！外付けHDを買うぞ！パーテーションにも挑戦だぜ！
皆様も、くれぐれもウィルスにはお気をつけてくださいませ。
至って健全なサイトにも仕込まれています。
しかも今回のはマカフィーもトレンドマイクロもノートンもやすやすと通してしまうそうです。

万が一の場合にはこのサイトが強い味方になってくれます。
「Windows Restoreシリーズ感染後、全てのプログラムが消えてしまう件について」
http://secur1ty.blog116.fc2.com/blog-entry-72.html
（スクロールして行くと、中ほど辺りに記載があります。）



ナナたんも見にやってきました♪ 衣紋かけが見つからないので とりあえずハンガーに（汗
本題は、母が私に作ってくれて１度しか袖を通してない着物たちと
叔母と母の形見の着物たちの中からどれをチョイスして、
素敵なおふたりの晴れの門出を祝う披露宴に行こうかな～♪という
楽しい話のはずだったんですけど、
小紋でも華やかなものなら袋帯と合わせれば正装でもおっKとか
江戸小紋なら全然大丈夫とか、訪問着は１つ紋で上等とか、
ネットでたくさんお勉強してたきのうは、本当に楽しかったんだよねー。
骨太の怒り肩体型には和装ムリすぎですから。と若い頃から避けてきたお着物でしたが、
着物好きの叔母と母が亡くなってみると、なんだか無性に着物が愛おしいです。
でもどれもあんまり似合わないんだよねー。
せめて胸があればよいのだけれど。
骨太ガッチリ怒り肩だから、Eカップが来ても全然支えられるはずだったんだけどなー。
人生も体型も、なかなか思うようには行かないものなのです（笑

（復旧の達成感からか妙にコーフンして、まだ全然眠くならないわたくしでしたｗ）

てか、はたして着こなせるのか？自分っ！！




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雅子

霧氷の林と鹿島槍ヶ岳

昨年の悪夢のような大震災から１年。
あの日、テレビ中継で見た恐ろしい光景がいまだ脳裡から離れません。
あの後松本市でも震度5強の地震が起き、我が家でも東北の被害とは比べようもありませんが、多少なりとも被害があり、地震の怖さを思い知らされたものです。
また日本の地下の状態が一変したようで、全国各地で地震が頻発しており、原発事故の被害もいまだ収束せず、以前の日本では無くなったような気さえします。
安心して暮らしていた以前の状態に戻るには長い年月がかかるのでしょうが、太平洋戦争から立ち直ったように、国民が一丸となってそれぞれの持ち場で奮起すれば、復興もそう遠くは無いのかもしれません。






昨日は白馬村に行ってきました。
標高１０００ｍ付近から上は霧氷となっていました。
写真は白沢峠から鹿島槍ヶ岳です。
その後、北アルプスはすぐに雲に隠れてしまい、午後2時46分の黙とうに間に合うように帰宅しました。

祝！上高地公式ウェブサイトリニューアル

上高地公式ホームページが３月5日（啓蟄の日）にリニューアルオープンしました。
そしてなんと！そのトップページの「四季のスライドショー」に私の写真を使っていただくこととなりました。

上高地が冬眠から目覚めるまであとひと月半。
新緑まばゆい輝くような季節が、今から待ち遠しいです。
そして多くの方々が公式ホームページをご覧になって、上高地に足を運んでくださことを心待ちにしております。




春を待つ上高地


コナシの花と穂高連峰

上高地公式ウェブサイト

雪原の樹氷

十数年ぶりに家族でスキー旅行に行ってきましたら、スキー魂が再燃してすっかりハマってしまいました。
旅行で撮れなかった写真のリベンジも兼ねて、また志賀高原に行ってきました。
前回より樹氷も成長していて、霧氷も着いて素晴らしい景色でした。
ウサギの足跡だけが点在する雪原の向こうに樹氷の林･･･。
夢の様な世界です。










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（悟）