２０１３年９月の日記 of 風景写真家　今井悟　信州の四季光彩

長野県南端と北端の展望台より

先週は台風が去ってから連日の秋晴れが続き、忙しい１週間でした。
まとめてUPします。


飯田市上村の下栗の里


１枚目は飯田市上村の下栗の里。
ここは写真では分かりづらいですが、転がり落ちそうな急斜面に畑を作って耕作されており、「日本のチロル」と呼ばれています。
下栗イモという小ぶりで甘いジャガイモが特産です。



陣馬形山頂より伊那谷と中央アルプス


２枚目は中川村の陣馬形山頂より伊那谷と中央アルプスのパノラマです。
ここは長野県内でも美しい眺望にかけては屈指の展望台だと思います。
黄金に実った稲穂で盆地が明るく輝いています。



小谷村の眺望の郷よりの姫川谷と白馬連峰


３枚目は小谷村の眺望の郷よりの姫川谷と白馬連峰です。
塩の道が見渡せます。
田んぼの収穫の直前の黄色く染まった豊穣なる台地が一番美しい日本の原風景なのだということをしみじみ感じさせてくれます。

朝の雲場池

朝の雲場池


軽井沢へ行ってきました。
今の時期は新緑でもない、紅葉にはまだ早い、中途半端な時期ですが
朝夕のもろもろの自然現象の力を借りれば、なんとか絵になる画像に仕上がってくれます。
この日の朝は、ちぎれた雲が西から東に流れてピンク色に染まり、
それが池に映って、なんとも美しい風景となりました。
早起きは３文の得･･･他に誰もおらず、撮影者の私だけでこの美しい朝を一人占めしてしまいました。