2013年4月の日記 of 風景写真家 今井悟 信州の四季光彩

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2013.4.24(水)

春の小川に雪


CA66Z5K2.jpg春の小川に雪


先日の雪には驚かされました。
まさかもう積もることは無いだろうと思っていた所、なんと10cmも積もりました。
でも僕らよりもっとびっくりしたのは、芽吹いたばかりの若葉や、やっと咲いた花々だったでしょう。
冷たさにじっと耐えるしかなく、とても可哀想でした。
滅多に無いシーンが撮れるかもと、桃やリラ、八重桜、そしてヤマブキなど撮ってみましたが
春の花はやはり春の風景の中で咲くのが美しいと思いました。


2013.4.20(土)

桜にヒメギフチョウ


_MG_0764のコピー.jpg桜とヒメギフチョウ


今、北アルプス山麓ではカタクリが満開で、その周辺ではヒメギフチョウが盛んに舞っています。
カタクリの甘い蜜が大好きなヒメギフチョウも、時にはまた違った美味しさを堪能するかのように、
桜に留まっては長い間一所懸命に蜜を吸います。
ヒメギフチョウにとっては、子孫を残すため、残り少ない命をただ必死で生きているに過ぎないのでしょうが、
私にとってはどうしても外せない春の1シーンです。

2013.4.19(金)

関所破りの桜


_MG_0729のコピー.jpg関所破りの桜


先週は佐久市の「関所破りの桜」へ行ってきました。
五郎兵衛記念館のある高台にある一本桜で樹齢230年。
今年は全般的にソメイヨシノの花つきがよくありませんが、このしだれ桜は見事です。
浅間山の眺めの素晴らしい場所です。


2013.4.10(水)

「あんずの里」


_MG_0629のコピー.jpg杏の花と高妻山


_MG_0667のコピー.jpg一目十万本の杏


_MG_0619のコピー.jpg杏の花アップ


信州にもようやく春が訪れました。
久しぶりに撮影に出ました。
行先は千曲市「あんずの里」。
春の嵐の後で空気も澄んでいて、花も満開。
今年は平地から山手の方まで、珍しく同時に満開となりました。
「一目十万本」と言われる上平展望台からは、高妻山や白馬岳が素晴らしかったです。
今年は桜(特にソメイヨシノ)の元気が無いといいますか、例年に比べて花のボリュームが少ないような気がします。
15日には両陛下がおこしになるそうです。
それまでなんとか杏の花が持ってくれると良いのですが。